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2001 年度 実績報告書

広領域分野資料の横断的アーカイブズ論に関する分析的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13480102
研究機関静岡大学

研究代表者

八重樫 純樹  静岡大学, 情報学部, 教授 (30006358)

研究分担者 田窪 直規  近畿大学, 短期大学部, 助教授 (40206925)
安藤 正人  国文学研究資料館, 史料館, 教授 (90113422)
白井 靖人  静岡大学, 情報学部, 助教授 (40216172)
島尾 新  独立行政法人東京国立文化財研究所, 美術部, 主任研究官 (80170926)
水嶋 英治  科学技術館, 次長
キーワード広領域 / 分野横断 / 資料 / アーカイブズ / ドキュメンテーション / 博物館 / 図書館 / 文書館
研究概要

分野の異なる研究者による学際研究のため、特に以下の視点による研究活動を遂行した。
(1)研究協力者の組織化
きわめて多分野に渡る学際研究であり、研究分担者は有限であり、研究の広範性、現実性(経験性)、そして研究会の柔軟性を保持するために約10名の専門家を研究協力者組織化した。
(2)研究会の開催
メタデータ標準化方向(ダブリンコア等)、マークアップ言語(XML等)、そして文書館(IASD)、図書館(書誌情報記録方式やEAD)、博物館(CIDOCやCRM)の国内外の実態・動向のテーマを中心に、研究協力者の講演等を通して研究会を進めた。相互分野の理解と研究動向について議論を進め、方向性は定まった(計4回の研究会)。
(3)海外調査研究とシステム開発
・水嶋英治、安藤正人がヨーロッパの博物館ドキュメンテーション、文書アーカイブの海外調査を遂行。小川千代子を中心に、現在不明の海外アーカイブズ機関の実態調査を開始。約60ヶ国の調査データ収集し整理をすすめている。
・鯨井秀伸が美術資料を例にCRMのプロトタイプシステムの開発を試行。白井靖人、八重樫純樹が情報交換とコラボレーションのためのサーバーシステムの開発を開始した。
(4)来年度の主な計画
来年度は、上記(1)-(3)に実績をベースに更に具体的に展開する。なお、来年度は理論化をさらに具体的に推進するため、高山正也(慶応大学文学部図書館情報学科教授)に研究分担者として参加頂く計画である。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 八重樫 純樹: "時間-空間情報をベースとした分野横断的アーカイブズ論への考察"アート・アーカイブズ・ドキュメンテーション(慶応大学アートセンター). 7号. 34-54 (2001)

  • [文献書誌] Nakamura.T, Shirai.Y: "A 2-Dimensional Index for Geographical Data Base on a Spew-Filling Cave Prece"Proceedings of JICAST 2001. (2001)

  • [文献書誌] 田窪 直規: "実体としての図書館から機能としての図書館へ"図書館情報学の創造的再構築(論集). 60-71 (2001)

  • [文献書誌] 田窪 直規: "書誌情報とその標準化"図書館学会誌. 53(3). 364-376 (2001)

  • [文献書誌] 小川 千代子: "電子記録のアーカイビング世界探訪(1)スイスのケーススタディ"行政&ADP. Vol.37. 14-17 (2001)

  • [文献書誌] 水嶋 英治: "インターネット時代の博物館:ドットミュージアム"博物館研究. Vol.36No.12. 24-30 (2001)

  • [文献書誌] ロバート・バークレー編著 水嶋 英治(訳): "歴史的楽器の保存学"音楽の友社. 208 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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