研究課題/領域番号 |
13555021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
工学基礎
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
中村 正彰 日本大学, 理工学部, 教授 (00017419)
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研究分担者 |
田端 正久 九州大学, 数理学研究院, 教授 (30093272)
池田 勉 竜谷大学, 理工学部, 教授 (50151296)
今井 仁司 徳島大学, 工学部, 教授 (80203298)
張 紹良 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (20252273)
森 正武 東京電機大学, 理工学部, 教授 (20010936)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2003
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キーワード | numerical simulation / large scale computation / iterative method / inverse problems / domain decomposition / precondition / phase separation / numerical integration |
研究概要 |
本年度の研究計画に基づき研究を実施し、次のような成果を得た. ・数値シミュレーションの新手法のための計算法開発とその数学的検証 ベクトル化手法の構成に依る高速高精度計算手法の開発と応用と検証。 多倍長計算手法と選点法を用いた離散化手法を組み合わせた高精度計算手法の開発と応用に成功した。 大型線形計算の手法の開発と検証(前処理法の解析。CGS法の改良、COCG法の解析)。 2重指数関数型変換よる不定積分、累次積分などの数値積分法の開発とその効率の高さの解析。 適切でない可能性のある逆問題へのスペクトル選点法を用いた多倍長高精度計算法の応用。 ・以下の非線形問題の数学的および数値的解析に成功した. 二種の金属合金の相分離を記述する江口・沖松村方程式の1次元定常解の構造を数値的かつ理論的に解析した。 化学物質の燃焼合成反応におけるヘリカル波の出現は平面進行波からの安定分岐であることの解析に成功した。 電磁問題への辺有限要素解析におけるマルチグリッド法の応用とそのロバスト性の解析,構造物内部の透磁率分布の逆解析など。 仮想領域法と差分法と浸透圧境界条件を用いた、オイル汚染など環境Eco systemに現れる流体問題の数値解析。 ・有限要素法,差分法、境界要素法、領域分割法を用いた各種流体問題の解析に成果をあげた. 地球のマントルの流れなど、無限大のプラントル数をもつ流れの数値シミュレーションによる解析 2流体問題に対する質量保存的有限要素数値シミュレーションスキームと界面の収束性の誤差評価。 2相流浅水波方程式への不変差分スキームの構成と検証
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