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2001 年度 実績報告書

MR顕微鏡による胎児画像データベースの構築と人体発生学教育研究支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 13557001
研究機関京都大学

研究代表者

塩田 浩平  京都大学, 医学研究科, 教授 (80109529)

研究分担者 美濃 導彦  京都大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (70166099)
松田 哲也  京都大学, 情報学研究科, 教授 (00209561)
中津 智子  京都大学, 医学研究科, 助手 (60335271)
富樫 かおり  京都大学, 医学研究科, 助教授 (90135484)
水田 忍  京都大学, 総合情報メディアセンター, 助手 (40314265)
キーワードヒト胚子 / ヒト胎児 / MRマイクロスコープ / 三次元画像 / データベース / 発生学
研究概要

1)MRマイクロスコープによるヒト胚子・胎児標本の撮像とデータベース化
京都大学医学研究科附属先天異常標本解析センターに所蔵されるヒト胚子と胎児標本について、前者をMRマイクロスコープにより、後者を臨床用MR装置により順次撮像した。その過程で、各発生段階ごとに適した撮像条件を確立した。これまでに受精後4〜8週のヒト胚子約100例、9〜38週の胎児約10例を撮像し、画像データベース化の基礎が整った。
2)画像提示システムの開発
MRマイクロスコープで撮像した画像をもとに構築した三次元表面画像、断面像等を詳細に検討し、ノイズの除去や必要な整形などの技術的な問題点をチェックし解決した。その結果、生のMR画像に若干手を加えることによりヒト胚子・胎児のきれいな三次元像を得ることが可能になった。
3)教材用プログラム作成のための基礎的研究
上記で作成した各発生段階の像を連続的に提示してヒト発生過程を視覚的に分かり易く示すプログラム、ならびに主要な内臓器官系(中枢神経系、消化器系、血管系など)の三次元提示プログラムを作成した。また、学生が対話的に発生学を勉強できる学習プログラムのプロトタイプを作成した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 中津智子 他: "MRマイクロスコープによるヒト胚子撮像とその三次元コンピュータグラフィックスモデル"解剖学雑誌. 76・1. 78 (2001)

  • [文献書誌] 水田 忍 他: "発生学教育のためのヒト三次元モデル系列の構築と応用"信学技報. 91. 55-62 (2001)

  • [文献書誌] Nakatsu, T.et al.: "3-D modeling of human prenatal development using MR imaging"Congenital Anomalies. (in press). (2002)

  • [文献書誌] Haishi, T.et al.: "Development of a 1.0T MR microscope using a Nd-Fe-B permanent magnet"Magnetic Resonance Imaging. 19. 875-880 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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