研究分担者 |
堀口 知也 神戸商船大学, 情報システム工学講座, 助教授 (00294257)
國近 秀信 九州工業大学, 情報工学部, 助手 (70284594)
竹内 章 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (00117152)
山本 秀樹 沖電気工業, 研究開発本部, 主任研究員
稲葉 晶子 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (10304049)
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研究概要 |
本年度において,知的仮想実験環境を部品化するための分析・考察を行い,それに基づいて,部品データベースの構成法と部品の組み立て手法を明らかにした. まず,申請者らがこれまでに構築してきた知的仮想実験環境を対象として,部品化のための分析を行った.さらに,申請者以外によって作成された知的仮想実験環境についてもソフトウェアの解析も含めて資料収集を行い,分析した. 次に,分析に基づいて,部品化および部品を組み合わせた環境構築のためのオントロジーの整備を試みた.これは,部品の再利用性を高める上で不可欠である.また,部品についてのオーサリングツールを実現する上でも有用となる. さらに,部品化の目的は,部品データベースを構築し,その部品を組み立てることによって容易に知的仮想実験環境を組み立てることのできる枠組みを実現することである.ここではそのための一手法を開発した.この際,一つの環境で多くの課題を扱えるようにするのではなく,多くの知的仮想実験環境を統一的に扱える枠組みの実現を指向しながら実施した.
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