| 研究分担者 |
松下 文夫 香川大学, 教育学部, 教授 (40229472)
谷口 知司 岐阜女子大学, 文学部, 助教授 (60319118)
近藤 勲 岡山大学, 教育学部, 教授 (50033361)
村瀬 康一郎 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (80150027)
加藤 直樹 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (30252117)
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| 研究概要 |
平成13年度は、衛星放送(CS),通信ネットワーク(テレビ会議システム,インターネット)についての教育実践の調査および両システムを使った教育システムの研究開発をした。その方法は、衛星放送(通信),回線通信ネットワークの教育的特性について次のように受講者に衛星・回線通信ネットワーク利用に関する調査を実施し、その教育システム,共同授業,授業方法などの特性を分析した。
1.衛星・回線の両通信システムを用いた授業の構成とカリキュラム開発
衛星通信とテレビ会議システムによる授業の構成方法の開発とそれに対するカリキュラムを研究開発し、5教科60コマの通信ネットワーク利用によるテキスト,学習資料,文献資料集を用いた授業を構成した。
2.共同利用授業のための教材の研究開発
各大学の各専門分野の教員による共同授業のための遠隔通信を用いた遠隔教材作成システムを開発し、各大学などの利用を可能にする教育システムを構成した。
3.衛星放送システム(CS)による授業提供システム
東亜大学などによる各施設への衛星放送を用いた遠隔教育提示システムの構成および全国全地域で受講可能なCSを使い毎週土・日曜日の14時から17時に提供し、授業の調査を行った。
4.双方向授業(各大学と遠隔教室)
テレビ会議システムによる双方向授業と衛星放送の併用授業などを開発し、大学外の部屋(教室)を用いて北海道から沖縄で遠隔授業を行い、その第一次調査を分析した。その結果、遠隔教育システムとして大学間の受講体制の共通化,共同授業の必要性,教材提供の方法として通信ネットワークの活用,オンディマンド等の開発の必要性が明らかになり、次年度からこれらのシステム開発試行研究を行う。
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