• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2001 年度 実績報告書

データ解析のためのDandDエージェントによるインターデータベースの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 13558024
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

柴田 里程  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60089828)

研究分担者 仰木 裕嗣  慶應義塾大学, 環境情報学部, 助手 (90317313)
神保 雅一  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50103049)
清水 邦夫  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60110946)
中園 美香  (株)数理システム, 研究員
宮地 力  国立スポーツ科学センター, 情報システム部, 部長 (20157647)
キーワードインターデータベース / DandD / XML / DOM / SQL / RDB
研究概要

本年度は,インターデータベースの実用化に向けて,DandDルールの拡張と,支援システムの中核となるDandDサーバの設計を行った.
1.Unidataプロジェクトで提案されている,大気,気象データの記述ルールNetCDF(Network Common Data Format),社会科学や行動科学分野の国際的な基準や手法を提供するための規格DDI(Data Document Initiative)など他の記述ルールとの比較の結果,インターデータベースは,DandDルールの拡張でなければ,汎用性拡張性に欠けるものとなってしまうとの結論を得た.
2.多国語対応とするため,文字コードをUTF-16に統一するだけでなくさまざまな言語依存の記述部分を使用する言語によって切り替えられるよう,DandDルールも改訂した.
3.DOMを基本とするDandDサーバを設計し,そのプロトタイプをJAVA言語で実装した.このDandDサーバは,ネットワークを介したクライエントからのDOMによる要求を処理するだけでなく,ネットワーク上のさまざまなRDBやそれと同等な形式のデータファイルにアクセスし,表現形式や文字コードなども統一する機能をもったものである.
4.データベースの更新に動的に対応するためには,現在のSQLではタイムスタンプが提供されないため,別途,タイムスタンプを取得する仕掛けを考える必要があることが判明した.
5.データ取得現場で,データとともにその記述を一体化し,DandDインスタンスを生成する,支援システムの機能設計を行った.

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 柴田里程, 横内大介: "インターデータベース-DandDインスタンスのエージェント化"統計数理. 49. (2002)

  • [文献書誌] 仰木裕嗣, 宮地力 他: "投球スピード漸増および球種の違いによる上肢筋活動の変化"筑波大学体育化学系紀要. 24. 79-88 (2001)

  • [文献書誌] Y.Ohgi, H.Kimura, C.Miyaji: "Mathgres-A MathLink Connection between Postgre SQL and Mathematica for Experimental Data"Tokyo Denki University Press. 393-400 (2001)

  • [文献書誌] USHITAKI, F., MIYAJI, C.: "Education Applications using Interactive Graphics Packages"Tokyo Denki University Press. 499-506 (2001)

  • [文献書誌] MIYAJI, C: "Tales of Interactive Graphics"Tokyo Denki University Press. 117-124 (2001)

  • [文献書誌] SATO, J., MIYAJI, C., JANKOWSKI, M.: "Photo Editor on Java"Tokyo Denki University. 443-447 (2001)

  • [文献書誌] 柴田里程: "データリデラシー"共立出版. 171 (2001)

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi