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2002 年度 実績報告書

データ解析のためのDandDエージェントによるインターデータベースの実用化

研究課題

研究課題/領域番号 13558024
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

柴田 里程  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60089828)

研究分担者 仰木 裕嗣  慶應義塾大学, 環境情報学部, 専任講師 (90317313)
神保 雅一  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50103049)
清水 邦夫  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (60110946)
高際 睦  東京歯科大学, 歯学部, 助教授 (30306849)
宮地 力  国立スポーツ科学センター, 情報システム部, 研究員 (20157647)
キーワードデータ解析 / Daud D / サーバ / クライエント / ブラウザ / DOM
研究概要

本年度は前年度に開発したDandDサーバシステムのブラッシュアップとブラウザシステムの構築を主としておこなった.
DandDサーバはクライエントとポート経由でDOM文のみで通信することにしたが,さまざまな側面からその機能を検討した結果,クライエントから指示されたDandDインスタンスを読み込み,それに従ってデータベースの違いを吸収したり,単位や形式の違いなどを吸収したりほとんどの作業を行うことが将来の拡張性や汎用性からみて最適であるとの結論を得て,この方針で実装した.
したがって,クライエントは必要なDOM文をサーバに送るだけという極めてシンプルな構成ですむ.その一例であるブラウザはもっばらユーザインターフェースを担うものであるが,実装段階では表現形式に関してさまざまな検討課題が生じ,DandDのシンタックスを規定するDTDだけでなく,セマンティックスに至るまで慎重な検討が必要となり,研究を重ねた結果,現在では一応の完成をみている.
また,スポーツ科学センターのオリンピック記録をこのサーバクライエントシステムで運用する実験にも着手しており,さらに一歩実用化に近づきつつある.
現段階で一応の完成をみたDandDサーバ,ブラウザシステムは広く評価を受けるため,いくつかのDandDインスタンス例とともに,下記のアドレスで公開している.
http://www.stat.math.keio.ac.jp/DandDII

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 柴田 里程他: "インターデータベース-DandDインスタンスのエージェント化"統計数理. 49. 317-331 (2002)

  • [文献書誌] 神保 雅一 他: "データサンプリング"共立出版. 228 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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