研究概要 |
研究実績は以下のとおり. 1.平成13年度に試作した文脈特定型知識獲得法と事例からの帰納推論による知識獲得法を統合したプロトタイプシステムの環境変化に対する追従性能を多くのデータで評価した.とくに,不要な知識の削除と枝刈りの効果を定量的に評価し,満足すべき結果を得た. 2.上記システムの入出力インターフェイス部に視覚化の技術を取り入れ,理解容易性,使用容易性を向上させた. 3.平成13年に提案した専門家の心理的負担を軽減するのに効果的な事例生成手法を改良し,生成されるデータ数と予測精度を多くのデータで評価した. 4.極小な事例ベース推論を学習するための手法として、正の反例のみを用いる論理式の双対化(Dualization)を用いた方法を考案した.
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