研究課題/領域番号 |
13558039
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研究機関 | 図書館情報大学 |
研究代表者 |
杉本 重雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (40154489)
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研究分担者 |
永森 光晴 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (60272209)
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (10225790)
田畑 孝一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 副学長兼教授 (50026085)
星野 寛 (財)京都高度技術研究所, 研究開発本部, 研究開発担当部長
安達 淳 国立情報学研究所, 情報学資源研究センター, 教授 (80143551)
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キーワード | 電子図書館 / ディジタル図書館 / Dublin Core Metadata Element Set / メタデータ / Resource Description Framework(RDF) / メタデータレジストリ / メタデータスキーマ / 多言語メタデータ |
研究概要 |
メタデータの利用性や、メタデータ・データベースの開発性を高めるには、メタデータの規則やデータ構造を定義・登録・蓄積するためのメタデータレジストリが重要であると認められている。本研究では,Dublin Core Metadata Initiative(DCMI)のRegistryワーキンググループでの議論や,図書館情報大学での研究成果から得た知見に基づき,メタデータレジストリに関する要求を明確化,詳細化し,メタデータレジストリの構築を進めてきた。 これまでにRDFに基づく多言語メタデータスキーマレジストリを開発し、それに関して2001年10月に開催された国際会議DC-2001などで成果発表をした。このほか、本レジストリに国立国会図書館のメタデータ規則に含まれるエレメントや限定子を登録するなど、拡張に努めてきた。また、この開発過程においては、アメリカやドイツの研究協力者とも共同しながらソフトウェア開発を進めてきた。こうしたソフトウェア開発は、XMLとResource Description Frameworkを基盤として進めてきている。 また、レジストリが持つべき機能として、メタデータを利用する応用システムの開発支援機能が重要であると考え、メタデータスキーマ(エレメント定義とアプリケーションプロファイル定義)を基礎とした宣言的な記述からソフトウェアを生成することのできるソフトウェア開発支援ツールの構築を進めた。今後は、こうしたツールの完成度を高めることと、DCMIのコミュニティモデルに適合したエレメント・限定子の開発と維持管理のためのツール作りを進めたいと考えている。
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