研究課題
基盤研究(B)
視覚障害児にとって空間そのものを理解することや、空間表象を理解することは困難なことである。そこで、本研究では3つのサブ・テーマにそってこれまでの研究を引き継ぐ形で研究を実施してきた。それは(1)視覚障害児の利用しやすい地図の研究、(2)空間能力の個人差、(3)子ども向け歩行訓練である。心理学者と地理学者がこれらの問題についての検討と文献の整理と、実際の教育場面での指導を行った。いずれのサブ・テーマとも我が国ではほとんど検討されてこなかったところであった。(1)については国内での利用状況と海外での地図利用についての話題が取り上げられた。(2)については研究のレビューと調査が実施された。(3)については縦断的な教育的介入が行われ、その結果についての報告が行われる。
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