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2001 年度 実績報告書

生涯学習関係職員・指導者の養成と研究に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13571010
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

三輪 建二  お茶の水女子大学, 文教育学部, 教授 (50212246)

研究分担者 谷 和明  東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 教授 (10236672)
豊田 千代子  駒澤大学, 文学部, 助教授 (40231881)
入江 直子  神奈川大学, 外国語学部, 教授 (00223355)
キーワード生涯学習 / 生涯学習関係職員 / 力量形成 / 研修 / ふり返り(リフレクション) / 意識変容の学習 / 社会文化 / NPO
研究概要

4年間の研究計画うちの初年度にあたる本年は、北米とドイツにおける、成人教育や生涯学習の教育職員の力量形成に関する理論や研修事例について、資料収集と文献の翻訳、および視察に重点をおいた。
アメリカ合衆国やカナダでは、成人教育指導者の養成・研修が、数学・物理学・語学など、いわゆる「教科」に関する専門性をすでにもつ人びとを対象にし、それらの教科を子どもや青少年ではなく成人や社会人に提供するさいの専門的力量、成人学習者の学習支援に関する専門的力量の形成をテーマにし、学習プログラムのふり返り(reflection)を重視する研修が行われている。このテーマに関連するP.クラントンProfessional Development as Transformative Learning. Jossey-Bass, 1996.の翻訳を、5回の翻訳会という形で実施し、内容を検討しあった。
ドイツ連邦共和国でも、北米と同様の教科的専門性をめぐる論議がある。同時にほかに、社会文化活動という、日本の社会教育や市民文化活動に近い分野の発展も顕著であり、市民の活動を支援するという専門的力量が、センター一職員には求められる。市民運動やNPOの活動の中でリーダーの養成と研修を考えていくことは、日木にとっても示唆的である。谷はハンブルクでの社会文化活動、三輪はフランクフルトのフォルクスホッホシューレやドイツ成人教育研究所を訪ね、文献収集と視察を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.ノールズ, 堀薫夫, 三輪建二 監訳: "成人教育の現代的実践"鳳書房. 600 (2002)

  • [文献書誌] 大槻宏樹 編著: "21世紀の生涯学習関係職員の展望 C第5章第3節「ドイツ連邦共和国における成人教育・継続教育職員の養成と研修」(三輪建二)"多賀出版. 580 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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