研究概要 |
4年間の研究計画の最終年度にあたる本年度は、これまでの研究活動のまとめと報告書の作成にとりかかった。 理論面では、アメリカ合衆国・カナダにおける成人教育者の能力開発について、翻訳したクラントン『おとなの学びを創る』を再検討し、関西大学の赤屋勝己氏と論争を行った。 能力開発の現状と課題については、それぞれの研究分担者,協力者のフィールドワークをもとに、相互の検討を行った。保健師の学習会,(長野県・東京),アメリカにおける学習する組織論にもとづく研修会,ドイツのフォルクスホッホシューレ兼任教員の研修などである。また、保健師の学習会と地域住民の学習のあり方については、長野県松川町に視察に出かけた。
|