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2003 年度 実績報告書

長期的視野における韓国の地域社会伝統研究―近世両班社会から現代都市へ―

研究課題

研究課題/領域番号 13571014
研究機関東北大学

研究代表者

嶋 陸奥彦  東北大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30115406)

研究分担者 古川 宣子  大東文化大学, 国際関係学部, 助教授 (20307143)
キーワード韓国 / 地域社会 / 社会階層 / 親族 / 歴史 / 植民地時代の教育 / 都市化 / 露天商
研究概要

5月にソウルにおいて史料調査および研究打ち合わせを行った。
8月初および11月中旬に韓国大邱市の慶北大学校において海外研究協力者とともに研究会を行い、各人の研究の進捗状況を確認するとともに、最終年度の研究報告書作成にむけてのスケジュール確認を行った。
研究代表者および分担者の研究実績は以下の通りである。
I.親族集団と地域社会(嶋担当):
(1)17世紀末〜19世紀中期の戸籍データベースを用いて、祖岩坊・月背坊地域の各村落に即して、親族集団の消長を追跡し、親族集団構成を中心とする地域社会の展開を確認した。
(2)7月下旬〜8月上旬にかけて第三回現地調査を実施し、現代の都市か状況に関連して、桃源洞地区に開発された高層アパート団地地区の路傍に形成された露天商街を中心とする調査を前年度に引き続き行った。
II.植民地期の教育と伝統的社会組織(古川担当)
11月に第三回現地調査を実施し、次の二点を中心に資料収集を行った。
(1)上仁洞の儒林が関与した独立運動である「パリ長書事件」について、当事者の子孫の方々にインタビュー調査を行った。
(2)植民地期月背地区においてもっとも早く設立され、公立学校設立後に解散されたとみられる私立徳山学校に関して、当時同校教師を務めていた人物の子孫の方々にインタビュー調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤康行他編: "変貌する東アジアの家族"早稲田大学出版部. 239 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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