研究課題/領域番号 |
13571023
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
HOUGH D・A 湘南工科大学, 工学部, 教授 (50322540)
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研究分担者 |
本多 博彦 湘南工科大学, 工学部, 講師 (90339797)
DON Maybin 湘南工科大学, 工学部, 助教授 (60269644)
長沢 可也 湘南工科大学, 工学部, 教授 (20180474)
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キーワード | 危機言語 / 少数民族 / 地域研究 / ミクロネシア / コスラエ / コスラエ語 / 辞書作成 / 教育プロジェクト |
研究概要 |
1回目(H15年7月〜9月):コスラエ語の辞書作成:子供向けピクチャーディクショナリーは校正した部分をコンピュータに入力したものを再度、最終校正が終了。小学生3年生から5年生向けのジュニアーディクショナリーについては後半(PからSR)の校正が終了。教育関係のプロジェクト:コンピュータのスペリングゲームソフト1の校正とナレーションの録音が終了。スペリングゲームソフト2のデータ収集とナレーションの録音も終了し湘南工科大学、システムコミュニケーション工学科の学生たちが教育ソフトウェアを製作をする予定。オーラル・ヒストリーのデータとビデオ録画を基に教育カリキュラムの開発を湘南工科大学、システムコミュニケーション工学科の学生たちが行う予定。 2回目(H15年2月〜3月):子供向けピクチャーディクショナリーは完成し500冊を印刷した。小学生3年生から5年生向けのジュニアーディクショナリーの最初の校正も終了。コンピュータのスペリングゲームソフト1が完成した。ドキュメンタリー・ビデオ作成のためにビデオ撮影を行った。ビデオの編集、製作は湘南工科大学、システム・コミュニケーション工学科の学生たちが行う予定。科研費での3年間に渡るプロジェクトが終了した旨の報告をコスラエの教育局長、ワーキング・グループのメンバー、ミクロネシア連邦の文部省の高官であるMr.Jimmy Hicksに対し行い、報告書を渡した。さらに今後の研究についてMr.Hicksとナショナル・ランゲージ・プランニング・ポリシーについて話し合いをした。この研究は、少数民族の言葉や文化を守るための新しい方式であり、この研究方法の特徴は、実際に現地の人たちが必要としているニーズに応えるやり方で進めるため、とても実用的である。ユネスコやLED国際学会での研究発表は好評であり、各国の専門家たちから新しい危機言語研究方式であるとの評価を受けた。
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