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2001 年度 実績報告書

エストニア・ラトヴィアにおけるロシア系住民の歴史と現状に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 13571032
研究機関京都府立大学

研究代表者

橋本 伸也  京都府立大学, 福祉社会学部, 助教授 (30212137)

研究分担者 溝端 佐登史  京都大学, 経済研究所, 助教授 (30239264)
小畑 郁  名古屋大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (40194617)
キーワードエストニア / ラトヴィア / バルト三国 / ロシア系住民 / ディアスポラ / マイノリティ / 民族 / 欧州統合
研究概要

・6月に日本側研究分担者に研究協力者小森宏美(早稲田大学非常勤講師)を加えて第一回の研究会を開催し当該テーマに関する諸外国での研究動向の整理、今年度調査計画などの検討を行った。
・9月初旬から研究分担者および研究協力者小森宏美がエストニア、ラトヴィアおよびノルウェーを訪問して、関連資料調査・収集を行った。
・9月13・14日の両日、エストニア共和国タルト大学において海外共同研究者および一般参加者を加えたカンファレンスを行い、日本側からは研究代表者が本共同研究の目的と実施計画について提案した。また、イサコーフ教授、ヴィハレンム助教授がそれぞれ「エストニアにおけるロシア人コミュニティの歴史とその諸段階」、「エストニアにおけるロシア系住民の集合的アイデンティティ形成」と題した研究報告を行った後、参加者による討論を行った。
・エストニア、ラトヴィア両国政府機関(エストニア共和国民族問題担当相事務所、ラトヴィア共和国大統領府民族問題担当補佐官その他)、両国駐在国際機関(OSCEミッションその他)、両国の大学および研究機関、人権問題関係NGO(エストニア人権法律情報センター、ラトヴィア人権・民族研究センターなど)において両国のロシア系住民問題の現状および関係諸機関の活動状況について20件以上の聞き取り調査を行った。
・11月に日本側の研究会を開催し、9月調査時の聞き取り調査の内容確認を行った
・これらをふまえて研究代表者の橋本が別記論文を執筆するとともに、研究分担者の溝端も別記の関連論文等を執筆した。さらに、聞き取り調査の結果とイサコーフ教授の研究報告とを京都大学経済研究所からディスカッション・ペーパーとして刊行準備中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 橋本伸也: "バルト三国の人権状況とヨーロッパ統合"部落. 2001.12(No683). 42-50 (2001)

  • [文献書誌] 溝端佐登史: "ロシア市場の独自性とグローバル化"ユーラシア研究. 26(未定). (2002)

  • [文献書誌] セルゲイ・イサコーフ(橋本伸也訳): "エストニアにおけるロシア人コミュニティの歴史とその諸段階"京都大学経済研究所ディスカッション・ペーパー. (未定). (2002)

  • [文献書誌] 溝端佐登史: "市場経済移行論"世界思想社. 300 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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