研究課題/領域番号 |
13571032
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
橋本 伸也 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30212137)
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研究分担者 |
小森 宏美 国立民族学博物館, 地域研究企画交流センター, 助手 (50353454)
溝端 佐登史 京都大学, 経済研究所, 教授 (30239264)
小畑 郁 名古屋大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (40194617)
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キーワード | エストニア / ラトヴィア / バルト三国 / ロシア系住民 / ディアスポラ / マイノリティ / 民族 / 欧州統合 |
研究概要 |
(1)前年度における研究成果を「中間報告書」として取りまとめ、京都大学経済研究所ディスカツションペーパー・シリーズとして刊行した。 (2)欧米およびロシアにおける「ロシア・デイアスポラ」問題に関する研究動向の検討を行った。 (3)EUその他国際機関、欧州の研究機関およびエストニアの政党・研究機関・学校等を訪問して、資料調査・聞き取り調査を行った。主要調査対象は以下の通り。ヤーン・トニッソン研究所、政党「祖国」、同「穏健党」、同「中央党」IT関連企業Elcote、アンネリン・ギムナジウム、タルト大学社会学部、同外交政策研究所、ユーロ大学国際関係学部、エストニア経済省、未来研究所所長、欧州・社会問題研究所、ストツクホルム商科大学移行経済・東欧経済研究所、ストツクホルム大学バルト研究センター、ストックホルム国際問題研究所、スウェーデン防衛研究庁他 (4)エストニア国立文書館において外国人共同研究者を含めたカンファレンスを行った。報告題目は以下の通り。タチャーナ・ショール「エストニアのロシア人社会1802-1940」、ボリス・ラヴディン「ラトヴィアのロシア系住民の現状」、溝端佐登史「エストニア・ラトヴィアにおけるロシア系住民問題の経済的側面」 (5)エストニア・ラトヴィアにおける教育改革動向に関する動向およびバイリンガル教育導入について現地調査および文献研究を行った。 (6)エストニア議会(リーギコグ)総選挙(2003年3月)における争点やロシア系政党の消長、選挙結果等について現地調査を行った。 (7)以上の研究成果について、次年度5-6月頃をめどに「中間報告書II」として刊行することとし、そのための編集作業等を行った。
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