研究課題/領域番号 |
13571043
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研究機関 | 国立教育政策研究所 |
研究代表者 |
五島 政一 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (40311138)
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研究分担者 |
市川 智史 滋賀大学, 教育学部, 助教授 (60274271)
鳩貝 太郎 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
田代 直幸 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・研究開発部, 教育課程調査官 (30353387)
平田 大二 神奈川県立生命の星地球博物館, 企画普及課長 (70132917)
熊野 善介 静岡大学, 教育学部, 助教授 (90252155)
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キーワード | アースシステム教育 / グローバルサイエンスリテラシー / 理科 / カリキュラム / 教育システム / 理科総合 / 環境教育 / 地学教育 |
研究概要 |
本研究は,自然環境理解を促進する総合的な理科教育として、また生徒が生き生きと学習する教育システム(以下、システムとは、指導法、カリキュラム、評価法、教材教具、教師教育、学習を支える学校内外の組織の連携の在り方等を総合的に構成したものである)を構築する基軸としてアースシステム教育(ESE)の可能性を研究することにある。本研究は4年間で、アースシステム教育の国際比較を行い、日本の中学校理科教育の文脈に適したアースシステム教育のシステム開発とその教師教育プログラムの開発を行なうことを目的としている。 今年度の研究実績は以下の通りである。 1.代表者1名、分担者6名に、研究協力者の小中高等学校の教師、教育センターの指導主事で構成される研究組織を構成し、三浦市立三崎中学校、横浜中学校など13校でアースシステム教育研究の指導法、カリキュラム、評価法、教材教具開発などについて実践研究を行った。特に、三崎中学校では、学校外の社会施設・人材を利用した理科教育の教育システム開発を行い、その成果の研究について研究を行った。 2.研究分担者であるVictor Mayer氏を招聘し、一般の教師や研究者のために講演会を行い、ESEの普及に努めた。韓国の大学で日本のESEについて講演を行い、韓国と日本のESE研究者とESEの教師教育とカリキュラム開発について議論し研究を深めた。 3.カナダで開催された国際地学教育会議と日本地学教育学会(上越大会)この3年間の研究成果を発表し、アースシステム教育普及に努めた。
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