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2003 年度 実績報告書

高等教育の改革と高度情報化に関する海外動向調査

研究課題

研究課題/領域番号 13571044
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

坂元 昂  メディア教育開発センター, 所長 (00016338)

研究分担者 加藤 浩  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80332146)
吉田 文  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (10221475)
山田 恒夫  メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (70182540)
苑 復傑  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (80249929)
仁科 エミ  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)
キーワード情報通信技術 / 教育の情報化 / 教授・学習支援 / ヴァーチャル・ユニバーシティ / オンラインコース / e-learning / 国際協力 / 高等教育改革
研究概要

本研究は、高等教育の高度情報化に関し、北米・欧州・豪州など、先進地域の最新動向につき調査分析を行い、国内教育機関の改革の展開に資するとともに、国際化の流れのなかで、先進諸国をはじめ、アジア・太平洋地域の発展途上国との国際連携の可能性を分析することを目的とした。本年度は、南米およびフランス・ドイツを対象に、ヴァーチャル・ユニバーシティやオンラインコースの実態調査、メディアセンター・情報ポータル等、大学内教授・学習支援システムの実態調査、国内および国際間における大学間連携・共同の実態調査、大学におけるICT利用の社会経済的分析などを実施した。また、最終年度にあたり報告書を作成し、ホームページで公開することとした。報告書では、e-Learningの国際動向や、その多文化的対応や質の保証、デジタル教材の共有・再利用と品質評価、電子情報技術による遠隔大学教育等についてレビューを行ったほか、各国のケースを調査分析しまとめた。代表的なケースとして、カナダにおけるバーチャルユニバーシティ-ブリティッシュ・コロンビア工科大学の事例-、公開学習機関-Open Learning Agency(OLA)の概要、中等後教育機関における遠隔教育-アメリカ教育統計局の調査報告からの抄訳-、国際高速回線による遠隔協調学習、ICTの先進的活用事例を有するドイツ・フィンランドの教育関連機関訪問調査、バーチャル・リアリティおよびオーグメンティッド・リアリティの教育応用、ポーランド高等教育における遠隔教育の実情:教育交流パイロットプログラム策定に向けて、デルフト工科大学の教育の改革と高度情報化に関する動向調査、オーストラリアの高等教育機関における遠隔教育の課題と成果、ビクトリア大学の遠隔教育プログラム、中国のeラーニング-教育需要と供給の狭間で-、中国情報産業の成長とe-learningなどを報告した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 山田恒夫, ほか: "NIMEにおける学習オブジェクト共有・再利用実験サイトの構築"平成15年度情報処理教育研究集会講演論文集. 385-388 (2003)

  • [文献書誌] 児玉晴男: "ユビキタス社会の情報教育-情報保護と情報共有との均衡の観点から-"2004年情報学シンポジウム講演論文集. 57-64 (2004)

  • [文献書誌] 苑 復傑: "高等教育におけるe-Learningの影響"『情報化と教育』SGRAレポート. 16. 2-11 (2003)

  • [文献書誌] 吉田 文: "アメリカ高等教育におけるeラーニング□日本への教訓□"東京電機大学出版局. 243 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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