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2002 年度 実績報告書

短期留学制度の多国間比較研究―日本語教育のグローバル・スタンダードの模索―

研究課題

研究課題/領域番号 13571047
研究機関東京大学

研究代表者

近藤 安月子  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (90205550)

研究分担者 高田 康成  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10116056)
木畑 洋一  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10012501)
恒吉 僚子  東京大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (50236931)
丸山 千歌  横浜国立大学, 留学生センター, 助教授 (30323942)
キーワード短期交換留学 / 日本語教育 / 国際比較
研究概要

平成14年度は昨年に引き続き研究計画書に従って以下のように分担作業を進めた。
1)制度面:(1)学生アドバイザーの拠点として日本でもモデルであるNAFSA, Association of International Educators, IIEでの短期留学についての調査、American University, Harvard University, University of Maryland等、傾向の異なる短期留学のシステムを持つ大学の担当者にインタビュー調査を行った。(2)国内の短期留学プログラム担当者の追加調査を行った。(3)IIEのAcademic Year Abroad、Study Abroadのデータを用い、世界で本科研の焦点となっている英語を教授用語とした短期留学プログラムの傾向を地域別に類型化した。(4)2003年2月にハワイ大学名誉教授Edward Beauchamp氏を招聘し、UMAP, ERASMUSを含め、短期留学の意味付けを再分析した。
2)日本語教育面:(1)昨年度に引き続き、広島大学など7校の短プロ日本語教育についてのインタビュー調査を行った。(2)昨年度の調査に基づき日本語教育プログラムを類型化し、秋季日本語教育学会でパネル・セッション『短期留学プログラム日本語教育からの発信』を行い、広く国内の短プロ関係者と情報を交換した。(3)国内の短プロ(国公私立)の日本語教育担当者メーリング・リスト(tampro-j)を立ち上げた。平成15年3月現在約30名が加入した。(3)本科研協力者(トロント大学由紀ジョンソン氏)との面談と、AIKOM提携校ミシガン大学の日本語教育プログラム訪問から、北米の大学の日本語教育事情や送り出し例の留学先への期待について情報を収集した。(4)北京大学・創価大学共催の『日本語学国際シンポジウム』で研究発表し、短プロ日本語教育についての情報交換を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 近藤安月子: "会話に現れる「ノダ」-談話連結語の視点から"上田博人編 シリーズ言語科学5 『日本語学と言語教育』. 5巻. 225-248 (2002)

  • [文献書誌] 近藤, 丸山, 荒川, 平川, 四方田 共著: "短期留学プログラム日本語教育からの発信"2002年度日本語教育学会秋季大会予稿集. 233-244 (2002)

  • [文献書誌] Ryoko Tsuneyoshi: "Defining the Role of the International specialist : A View from Japan"International Educator. XI. 9-10 (2002)

  • [文献書誌] 恒吉僚子: "学校は今、市場化の波の中で"英語青年(特集I アメリカは今). 9-11 (2002)

  • [文献書誌] 丸山 千歌: "日本留学試験実施前の学部留学生の日本語(書き方)の課題"横浜国立大学留学生センター紀要. 10. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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