研究課題
基盤研究(B)
拒否権プレイヤーの理論枠組みでは、政策安定性をもたらす条件が確認されてきた。本プロジェクトでは、さらに進んで制度変数以外のさまざまな変数を拒否権プレイヤーの枠組みに導入することが試みられている。以下が本研究の結果一覧である。1.ジョージ・ツェベリス「拒否権プレイヤー、アジェンダ設定、政治」2.ジェニファー・ガンディー&アダム・プシェヴォスキ「拒否権プレイヤーと所得分配」3.小野耕二「日本政治における拒否権プレイヤー:ドイツ政治との比較における政策転換のメカニズム」4.アリシア・アドセラ&カルレス・ボイッシュ「憲法と民主政の崩壊」5.井戸正伸「労働市場を改革する?1990年代のイタリア、日本、アメリカ」6.ロバート・フランツェーゼ・Jr.「複数政策決定者による財政政策:拒否権アクターと行き詰まり、集合行為と共有資源、交渉と妥協」7.眞柄秀子「経済再編の政治:OECD諸国の拒否点と生産レジーム」これらの研究結果は、眞柄秀子編著『拒否権プレイヤーと政策転換』としてまとめられ早稲田大学出版部から2006年春に刊行される予定である。
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the International Symposium. "Veto Players and Policy Change III"(Waseda University. Tokyo) January 17,2005
選挙研究 19
ページ: 51-59
名古屋大学法政論集 192
ページ: 71-90
Veto Players and Policy Change, The 1^<st> International Project Meeting. 14-15 November 2002.(Waseda University, Tokyo. Japan)
Veto Players and Policy Change. The 2^<nd> International Project Meeting. 6-7 March 2004. (Waseda University. Tokyo. Japan)