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2002 年度 実績報告書

アジア先進地域におけるホームレス・不法占拠住民問題-日本・韓国・香港の比較研究-

研究課題

研究課題/領域番号 13572039
研究機関大阪市立大学

研究代表者

水内 俊雄  大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (60181880)

研究分担者 小玉 徹  大阪市立大学, 経済研究所, 教授 (00170267)
中山 徹  大阪府立大学, 社会福祉学部, 教授 (40237467)
福原 宏幸  大阪市立大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20202286)
キーワードホームレス / 野宿生活者 / 野宿者の自立支援 / 住宅問題 / 香港 / 台北 / 社会福祉 / アウトリーチ
研究概要

本年も台北,香港におけるホームレス支援活動の現地調査および,住宅困窮世帯に対する支援活動の実態調査を継続して行った。まず台北においては,昨年に引き続く8月調査において,福祉局のみならず,ホームレス支援事業が労工局とも密接に連関しながら,日々の生活健康支援のみならず,就労支援もセットにされている実態が判明した。ホームレスのタイプ分けを通じての就労,生活支援がごく最近スタートした実態が明らかとなった。一方,香港においては,8月と1月の両回に分けて調査をおこない,大体の全貌がようやくつかめるレベルに達した。香港では政庁統治の時代から,福祉については,ある程度民間やNGO任せの伝統があり,そのためにホームレス支援活動もこうした,NGOの伝統,ありていに言えば,キリスト教関係の団体中心に,1980年代後半から,支援サービスが始まった。2回の調査において,その訪問の重点は,リスト化された支援施設の実際の訪問と,業務内容の確認,あわせて深夜のアウトリーチや家庭訪問を含めた,現地調査となった。支援組織の中心は,救世軍,St.James Settlement, NAACが中心となり,ひとつの統括機関として,SOCOが存在することが判明してきた。支援業務の内容はそれぞれ異なり,シェルター,デイセンター,短期宿泊施設,そして自立支援センターのような施設が,ある意味で多様に,展開していることがわかった。この事実については,日本ではほとんど知られていないために,雑誌シェルターレスなどを通じて,情報の公開につとめている。ホームレスの当事者そのものへの聞き取りが不十分であることと,最終年度に向けて,支援システムの全容を鮮明にする調査が必要とされる。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 水内俊雄 他: "台北におけるホームレス支援事業の現状と都市空間"シェルターレス. 13. 110-122 (2002)

  • [文献書誌] 水内俊雄: "野宿生活者の自立支援への運動・事業の経緯と系譜-大阪府・大阪市の場合-"シェルターレス. 15. 49-61 (2002)

  • [文献書誌] 水内俊雄: "野宿生活者の実態と脱野宿への意向-東京・大阪野宿生活者実態調査報告からみた自立支援事業の課題-"部落解放. 509. 253-260 (2002)

  • [文献書誌] 中山 徹: "大阪府における野宿生活者の広がり-「大阪府野宿生活者調査」より"シェルターレス. 16. 20-26 (2003)

  • [文献書誌] 水内俊雄: "現代大都市のホームレス問題とインナーシティにおけるまちづくり-寄せ場,同和地区,在日外国人集住地区を例にして-"住宅総合研究財団年報. 28(未定). (2003)

  • [文献書誌] 福原宏幸: "EUにおけるホームレス支援政策とSocial Exclusion"経済学雑誌. 102-3,4. 3-11 (2002)

  • [文献書誌] 小玉 徹: "ホームレス問題 何が問われているか 岩波ブックレット591"岩波書店. 64 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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