研究課題/領域番号 |
13572041
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
松岡 秀雄 帝京平成大学, 情報学研究科, 教授 (10013666)
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研究分担者 |
COLLINS Patrick 麻布大学, 環境保健学部, 教授 (30318886)
長友 信人 文部科学省, 宇宙科学研究所, 名誉教授 (60013645)
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キーワード | 宇宙太陽発電 / 太陽発電衛星 / 地上受電施設 / レクテナ / マイクロ波送電 / 地域配電システム / 電力需要 / 適地判断 |
研究概要 |
現地調査は、平成14年9月にクリスマス島(太平洋上中央部にあるキリバス)で、また平成15年3月にサントメ島(大西洋上アフリカ中部の西岸にあるガボンの沖合いで、2島よりなるサントメ・プリンシペ)でそれぞれ行われた。キリバスは、2回目の調査訪問である。これは、地上受電施設(レクテナ)の設置がSPS2000の場合、赤道上1200キロメートルの間隔で設置されるのが最も効果的であるところから、前年度訪問したブラジルやマレーシアと同様に、一国の領域で2箇所に設置されることになった。既に調査を行ったタラワ(同国首都)と今回のクリスマス島である。 クリスマス島では、フライト・スケジュールのために1週間の滞在を余儀なくされたが、同島を含むライン・フェニックス島嶼開発相(大臣)と新任の同事務次官とにそれぞれ独立に面談することができた。同島には大学や研究機関などは存在しないので、レクテナの運営の主体は行政当局ということになろう。同島は東京都区内規模の広さであるが、電力消費地を前提に未利用地(内海面)にレクテナ設置のための適地を探し、候補地とレクテナの設置態様を決定することができた。 サントメ島訪問では、ガボンにおけるレクテナ受け入れの実務担当責任者であるアジ・ブロック教授(USTM)が先方との関係を設定し、われわれの研究チームの一員として、今回の調査訪問に同行した。サントメはサントメ・プリンシペの首都で、ガボン大使の仲介もあり、環境・資源・建設相(たまたま臨時首相代理)に面談した。同島にも大学や研究機関などは存在しないので、レクテナの運営の主体は行政当局ということになろう。電力消費地を前提に未利用地(サバンナ)にレクテナ設置のための適地を探し、候補地とレクテナの設置態様を決定することができた。
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