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2001 年度 実績報告書

日本伝統音楽所用楽器のデジタルアーカイヴ化研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610057
研究機関京都市立芸術大学

研究代表者

廣瀬 量平  京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 所長 (20326169)

研究分担者 ネルソン スティーヴン・G.  京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 助教授 (60326171)
木村 法光  京都市立芸術大学, 美術学部, 教授 (50336723)
久保田 敏子  京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 教授 (10090200)
栗本 夏樹  京都市立芸術大学, 美術学部, 講師 (60254314)
高橋 美都  京都市立芸術大学, 日本伝統音楽研究センター, 助教授 (70326172)
キーワードデジタルアーカイヴ / ファイバースコープ / X線 / 人的ネットワークの形成
研究概要

日本伝統音楽所用楽器のデジタルアーカイヴ化研究の初年度として
(1)日本伝統音楽研究センターの情報機器設備を充実させ、技術情報の取得に努めた。特に画像関係に特化したマッキントッシュパソコンに必要なソフトウェアを加えて使いこなす状況が整った。
(2)備品関係では、楽器内部の構造や銘などの視認ができる非医療用ファイバースコープや、曲面の測定に必要な特殊器具である真弧(まこ)、赤外線や紫外線を使う装置など比較的高額でしかも特殊な入手先を探索する必要がある機材を整えることができた。
(3)主要な日本伝統音楽所用楽器の所蔵先のうち、浜松市楽器博物館および大阪音楽大学付属楽器博物館との連携を深め、研究センターに寄贈・寄託された楽器などについての基礎情報の調査・測定に関する作業手順についての意見交換や相互の情報提供に関する協議を進めた。また、京都市文化博物館の2002年4月展示「都の音色」に関連して、展示内容に関する情報提供を受け、楽器に関しての協力関係を結ぶことができた。
(4)美術・工芸領域の研究分担者からX線撮影装置を借受け、撮影担当も依頼し、フィルムを用意して内部の構造観察が必要なものについての撮影・現像・パソコンへの高精細取り込みを試みた。学外での撮影は次年度以降は可能と思われる。
以上、今年度は備品を整え、人的ネットワークの形成など基礎的事項を行った。実際の測定・調査・入力は残る二年度に推進することとしたい。

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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