研究課題
本研究の目的は、臨床心理士の養成と資格取得後の教育研修、ならびに臨床実践指導者の養成に関する教育訓練・教育研修の仕組みや在り方とその指導内容や方法について、その理念と研究課題の再検討を行うことである。そのための方法として、今年度は、まず、大学・学会等の組織と地域性に配慮した検討グループを構成し、2回にわたる合同会議を開催した(8月に京都にて、また12月に秋田にての開催)。これら2回の会議を通して、・臨床心理士の養成をめぐって各地域あるいは各教育機関がいかなる課題を抱えているのか、その現状確認ならびに課題確認。・また、今後どのような角度・立場からの研究協力者が必要とされるのかといった組織作りにおける課題。の検討を行った。また、これらの討議を踏まえて、各構成メンバーの本研究課題における位置づけおよび役割の明確化を行い、今後の研究の方向性の大枠作成を図った。なお、我々は既に、平成13年8月に開催された第1回合同会議の結果をまとめており、「京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター紀要第5号(2002年3月31日発行)」に掲載予定である。
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