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2002 年度 実績報告書

中学校の総合的な学習の時間を利用したストレスマネジメント教育

研究課題

研究課題/領域番号 13610146
研究機関宮崎大学

研究代表者

岡安 孝弘  宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (40224084)

キーワードストレス / ストレス対処 / 認知的評価 / ストレスマネジメント / 中学生
研究概要

本年度は,ストレスマネジメント教育のバリエーションを増やすことを目的として,公立中学校2年生1クラスを対象とし,その担任教諭と十分な意見交換を図りながら,下記のような内容から構成された合計9時間にわたる授業を実践し,その効果について検討した。
(1)ストレスとは何か・学ぶことの意味(オリエンテーション)
(2)心と身体の関連性の理解・リラクセーション法(筋弛緩法)の習得
(3)ストレス状態(ストレス反応)の理解
(4)ストレスを感じる出来事(ストレッサー)の理解
(5)ストレスを感じさせる考え方(認知的評価)の理解
(6)ストレスヘの対処方法(コーピング)の理解I:対処方法の存在と種類
(7)ストレスヘの対処方法の理解II:対処方法の効果・選択(1)
(8)ストレスヘの対処方法の理解II:対処方法の効果・選択(2)
(9)ストレスマネジメントの実践(全体のまとめ)
上記の授業実践を通して,より効果的な授業を行うための指導案および教材を開発するとともに,授業前後における生徒のストレスやストレス対処方法の変化に関するデータを収集し,現在そのデータを分析しているところである。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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