研究概要 |
本研究の目的は、社会的迷惑行為について、その促進・抑制要因を含めて検討することである。 そこで、社会的迷惑行為の実態、恥意識や自尊心などとの関係、また、規定因としての親子関係について、日本及び外国で調査を行なった。 調査対象は中学生と高校生、そして、その父親と母親である。 調査国・地点は、日本の東京都,千葉県、茨城県,青森県、トルコ共和国のイスタンブール,チャナッカレ、アメリカ合衆国のモンタナ州であり、ニューヨーク州でも進行中である。 日本における調査では以下の対象者のデータを得た。中学生男子359人、中学生女子347人、高校生男子393人,高校生女子307人、中学父親454人,中学母親525人,高校父親441人,高校母親564人である。 トルコ共和国における調査では以下の対象者のデータを得た。中学生男子116人、中学生女子141人、高校生男子91人,高校生女子158人、中学父親233人,中学母親238人,高校父親210人,高校母親215人である。 アメリカ合衆国における調査は現在進行中、あるいはデータ入力中であり、対象者数は確定していない。 現在本研究は、進行中であり研究成果について報告する段階ではない。来年度以降分析を進める予定である。
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