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2002 年度 実績報告書

社会的迷惑行為の抑制要因と恥意識の関係

研究課題

研究課題/領域番号 13610161
研究機関川村学園女子大学

研究代表者

松井 洋  川村学園女子大学, 文学部, 教授 (00095465)

研究分担者 有元 典文  横浜国立大学, 人間科学部, 助教授 (30255195)
中里 至正  東洋大学, 社会学部, 教授 (30058036)
中村 真  川村学園女大学, 文学部, 講師 (70281318)
キーワード社会的迷惑行為 / 恥意識 / 中学生 / 高校生 / 親 / 国際比較 / アメリカ / トルコ
研究概要

本研究の目的は、社会的迷惑行為について、その促進・抑制要因を含めて検討することである。
そこで、平成13-14年度の研究において、日本及び外国で調査を行なった。
調査項目は、社会的迷惑行為の実態、そして、道徳意識、非行的態度、価値観、人生観、恥意識や自尊心などとの関係、また、規定因としての親子関係について、親子の心理的距離に関する項目である。
調査対象は中学生と高校生、そして、その父親と母親である。
調査国・地点は、日本の東京都,千葉県、茨城県,青森県、トルコ共和国のイスタンブール,チャナッカレ、そして、アメリカ合衆国のモンタナ州、ニューヨーク州である。
調査期間は2001年から2002年である。
調査人数は日本の中高生1406人、親1984人、アメリカの中高生543人、親473人、トルコの中高生510人、親896人である。
調査方法は各国の中学校・高校において生徒を、中学校、高校を通じて親に依頼をした。
調査結果について14年度から分析を行っており、15年度に報告を行う予定である。
現在のところ、社会的迷惑行為の抑制要因として、親子の心理的距離があること、恥意識も要因であることを指摘するにとどめる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 松井 洋: "日本の中学生の親子関係と非行的態度"川村学園女子大学研究紀要. 第13巻1号. 105-119 (2002)

  • [文献書誌] 松井 洋: "親子関係と子どもの道徳性-日本・アメリカ・トルコの中高生の比較-"川村学園女子大学研究紀要. 第14巻1号. 85-99 (2003)

  • [文献書誌] 中里至正, 松井洋: "日本の親の弱点"毎日新聞社. 205 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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