• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

「自主性・自律性の確立」による学校経営の変化と校長職の役割に関する日米比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610277
研究機関筑波大学

研究代表者

浜田 博文  筑波大学, 教育学系, 助教授 (20212152)

キーワード学校の自律性 / アカウンタビリティ / 学校に基礎を置いた経営(SBM) / 学校運営への参画 / アメリカ教育改革 / 学校改善過程 / 校長の役割
研究概要

1.本年度は昨年度に引き続いて国内の数校の学校訪問調査を行いながら、アメリカフロリダ州の小学校における学校審議会に関する参観・聞き取り調査を実施した。また、同州のブロワード郡学区で校長養成・研修プログラムの実施を管轄する担当者へのインタビュー調査もあわせて実施した。
2.国内の学校訪問調査では、昨年度以来の事例校での校内研究に関する参観・聞き取り調査を継続した。また、学校評議員制の導入を足がかりにして学校改善に取り組む小学校にも継続的に訪問調査を実施した。さらに、2年間の研究指定を活かして特別活動と生徒指導の研究と実践に取り組み、学校改善を果たしている中学校の事例についても学校訪問調査をおこない、そこにおける校長・教員の相互役割関係について考察している。
3.アメリカでの調査では、学校審議会とともに各種委員会を通じた保護者および教職員の意思形成過程への関与に着目しながら、「学校の自律性確立」にあたって、校内共同化を推し進める校長の役割に着目した。この点については、『学校経営研究』第28巻(2003年4月刊行予定)に論文が掲載されることになっている。
4.また、国内の学校で続けている事例研究に関しては、2002年6月の日本教育経営学会第42回大会の課題研究においてその途中経過を報告した。これについても、課題研究報告という形で『日本教育経営学会紀要』第45号(2003年5月刊行予定)に掲載予定である。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi