研究課題/領域番号 |
13610278
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柿澤 敏文 筑波大学, 心身障害学系, 講師 (80211837)
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研究分担者 |
中田 英雄 筑波大学, 心身障害学系, 教授 (80133023)
鳥山 由子 筑波大学, 心身障害学系, 教授 (00302365)
香川 邦生 筑波大学, 心身障害学系, 教授 (60224341)
佐島 毅 国立特殊教育総合研究所, 重複障害教育研究部, 主任研究官 (20241763)
池谷 尚剛 岐阜大学, 教育学部, 助教授 (70193191)
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キーワード | 視覚障害者更生施設 / 視覚障害 / 実態 / 質間紙調査 / 点字 / 視力 / 視覚補助具 |
研究概要 |
全国視覚障害者更生施設14施設に入所している視覚障害者920名に対して視覚障害原因等の質問紙調査を実施し、12施設749名の回答を得た(回収率81.4%)。更生施設入所者は20歳代から50歳代が中心で、男性が約75.2%を占め、障害等級では1・2級が74.4%であった。重複障害者の割合は、13.2%で、漸次増加している。10歳代および20歳代では先天性の障害を持つ者が多く、一方、30歳代以降は中途視覚障害が多かった。また、全体の約半数が身体障害者手帳交付後2年以内に更生施設に入所していた。視覚障害原因は、先天素因(36.6%)、原因不明(25.9%)、全身病(23.6%)、外傷(5.3%)、腫瘍(4.1%)、中毒(3.1%)、伝染性疾患(1.3%)の順に多かった。眼疾患の部位は、網脈絡膜疾患(57.7%)、視神経視路疾患(17.0%)、眼球全体(14.4%)、ぶどう膜疾患(6.0%)、水晶体疾患(2.8%)の順であった。視力分布は、入所者のおよそ3人に1人が0.02未満で、3人に2人が0.02以上であり、点字使用者が26.2%、普通文字使用者が54.5%、併用者が6.8%、録音機器活用者が8.4%であった。視覚補助具を使用している入所者は450名で全体の60.1%であった。
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