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1 前年度実施した、Dhaka Ashania MissionならびにBRACの実施する研修の観察記録、研修スケジュール、研修マニュアル(ベンガル語から英語に翻訳)等をもとに、バングラデシュにおけるNGOの研修プログラムの具体的分析を行い、日本比較教育学会第39回大会で発表した。同じ参加型研修プログラムであっても、その研修の目的や研修対象によってその方法に差異があることを明らかにした。
2 インド・ラジャスタンのNGOであるDigantarの実施する2種類の研修プログラムの観察を行い、グループワークや参加者によるプレゼンテーションを取り入れながら、ディスカッションを重視するという参加型プログラムの特徴を確認するとともに、民間企業がNGOの研修プログラムを支援することにメリットを見出し、その資金援助がNGOの活動の実施にとって重要になりつつある動向を把握した。
3 同じくインド・ラジャスタンのNGOであるBarefoot College (SWRC)の訪問調査を実施し、その研修に関する方針を聴取した。コミュニティにおいてともに活動に取り組むことを通じて学びあうという、インフォーマルな研修機能を重視していることを確認した。
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