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1.キャラクターエデュケーションに関する諸資料の整理・分析
本調査研究に対し、研究代表者がこれまでに収集してきたキャラクターエデュケーションの文献やテキストを整理・分析するとともに、アメリカの現地で実施したフィールド調査のインタヴューおよび映像資料をコンピューターに入力し整理した。具体的には、カリフォルニアのキャラクター・カウンツ(キャラクターエデュケーション・カリキュラムの全国的開発推進機関)のカリキュラム資料の分析、テキサス州オースチン、バージニア州シャーロッツビル、イリノイ州オーロラ、およびカリフォルニア州サクラメントの教育委員会や諸学校でのフィールド調査などで作成した映像ならびにインタヴュー資料をコンピューターに入力し、デジタル化したデータの整理と分析を行った。
2.キャラクターエデュケーションのプログラムのフィールド調査
本年度はさらに、バージニア州の州都リッチモンドに赴き、前回収集できなかったバージニア州全体のキャラクターエデュケーションの推進施策に関する州教育局の資料や関係者からの聴取を行い、併せてキャラクターエデュケーションの専門家養成プログラムの構造と実際について調査した。また、ペンシルバニア州のキャラクターエデュケーション連盟が置かれているピッヅバーグ大学では、ペンシルバニア州の独自のキャラクターエデュケーション振興策に加えて、サービス・ラーニングと如何に連携をはかって効果を挙げているかについて調査した。さらに、ニューヨーク州ウィリアムズビルでは、教育委員会を中心に各学校と地域とが如何なる協力関係を築いているかについて重点的に調査を実施した。
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