研究課題/領域番号 |
13610330
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 関西国際大学 |
研究代表者 |
神尾 達夫 関西国際大学, 経営学部, 教授 (80330504)
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研究分担者 |
山下 泰生 関西国際大学, 経営学部, 教授 (80230431)
網野 俊賢 関西国際大学, 経営学部, 教授 (50321162)
濱名 陽子 関西国際大学, 人間学部, 教授 (60164919)
藤木 清 関西国際大学, 経営学部, 助教授 (60300365)
竹田 茂生 関西国際大学, 人間学部, 助教授 (00341032)
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研究期間 (年度) |
2001 – 2002
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キーワード | 遠隔学習 / 高等教育 / IT / インターネット / 面接授業 |
研究概要 |
1.オンラインテストの実験 関西国際大学の学生(課題研究II受講者)を対象に、同一の選択問題形式テストを、ネットワークを利用した方法と従来からのペーパによる方式と混在させて同時に実施し、そのテスト結果に違いがあるかどうかを検証し、さらに、テスト終了直後にアンケート調査を実施した。テストの問題は、前半用・後半用と40問ずつ2組に分け、おのおのオンライン用とペーパ用の2種類を準備した。 結果、テスト方式の違いによるグループ間の平均正答率などには有意な差は見られなかった。さらに、ペーパ型→オンライン型のパターンで行ったグループの解答率や正答率の伸び率は、逆のパターン(オンライン型→ペーパ型)のグループより高くなっている。また、アンケート結果より、オンライン型の「解答の容易性」に対する評価が高く、連続試行による学習効果との相乗効果があるのではないかと考えられる。 2.遠隔授業と面接授業のベストミックス 遠隔授業と面接授業の長所と短所は(1)拘束や制限があるか否か、(2)他の学習者が一緒かどうか、(3)教員との近接感があるかどうか等々の側面があるが、いずれにおいても長所・短所は表裏一体であり、長所と感じるか、短所と感じるかは学習者個人個人の性格や環境によるところが大きい。従って、ベストミックスを決定するのは学習者個人であり、ベストミックスのモデルを決定するのは困難である。要は一連の教育・学習プログラムから学習者が自由に選択できるような学習形態の多様化が求められている。また、面接授業、遠隔学習のいずれを問わず、学習者の能力、学習速度、理解度等に応じたマンツーマンの指導方法が学習効果が高いとされるが、面接授業、遠隔授業のいずれがこの指導方法を取り入れやすいかも考える必要があろう。
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