研究概要 |
1.【資料の整理】 前年度にデーター化した記事の不備を補い、必要に応じて再度撮影・スキャニング・CDROM化の作業をおこなった。 2.【記事見出しのデーター化】 前年度に整理・分類した新聞記事の英文見出し(Head Line)を、データー化し、収集原文記事との対応化に着手した。 3.【論文執筆】 論文「戦前「宝玲文庫」の成立について(その一)」を大学『生活文化研究所年報』第17輯に掲載した。 著書『書物に魅せられた英国人;フランク・ホーレーと日本文化』を吉川弘文館より刊行。本研究成果の一部とした。 著書(共著)「Frank Hawley, Scholar, Bibliophile and Journalist, 1906-1961」『Britain & Japan Vol.V ; BIOGRAPHICAL PORTRAITS』、Sir Hugh Cortazzi編集、Japan Library, Taylor & Francis Ltd, London、2004年8月刊行予定 4.【国内邦字新聞記事との対応化についての問題の発生】 国内邦字新聞とザ・タイムズ記事との対応化実態を検討する中で、必ずしもザ・タイムズ記事が国内記事となっていないことが判明した。しかも、見出しの形式に差異があり、容易に対応化できないことが判明した。これは、研究計画年度を終了した後の課題として作業を継続する。
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