研究課題/領域番号 |
13610412
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研究機関 | 北海道開拓記念館 |
研究代表者 |
寺林 伸明 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (80172104)
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研究分担者 |
三浦 泰之 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (50300843)
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キーワード | 歴史系博物館 / 平和博物館 / 靖国神社・護国神社資料館 / 自衛隊駐屯地資料館 / 戦争関係史展示 / 被害展示 / 加害展示 / 国際関係認識 |
研究概要 |
1.11月29目、大阪人権博物館において同館の朝治武氏、立命館大学国際平和ミュージアムの山辺昌彦氏、仙台市歴史民俗資料館の佐藤雅也氏と三浦、寺林の5名で調査会議を開催し、平成14年度のアンケート結果(有効回答74館)を踏まえて、訪問調査の方法・分担等を協議し、対象博物館を選定して調査計画を決定した(50館程度)。 あわせて、本調査課題に関連する分担執筆と、報告書の編纂計画についても協議した。 2.訪問調査の計画にもとづき、本年度は13館について調査をおこない(1〜3月)、残りは次年度回しとなった。 3.アンケート調査では、休館のため未調査になった館、あるいは未回答だったが協力可能な館については、調査を継続した。 4.歴史教科書、歴史教育、歴史認識に関する国際シンポ等の資料を継続収集するとともに、訪問調査館の関係印刷物もあわせて収集する。 5.北海道大学大学院博士後期過程の及川琢英氏に委託して、アンケート一覧の作成、収集資料のデータ入力作業等をおこなった。 6.『「日本の博物館における明治期以降の戦争関係史展示の現況と国際関係認識の課題について」に関する博物館アンケート調査一覧』を印刷し(3月1日発行)、各協力館に送付した。 7.11月15日、立命館大学国際平和ミュージアムで開催された"平和のための博物館・市民ネットワークの集い"において、「戦争の国際関係史を追求しない目本の博物館の現状について」と題し、平成14年度の博物館アンケート調査と回答結果の概略について発表した。
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