| 研究概要 |
1.前年度に引き続き、総額528,465円(税込み)でフィルム複写を実施。内訳は4×5判(120点)321,300円(税込み),ブローニ判(94点)167,790円(税込み)35mm判(75点)39,375円(税込み) 2.フィルムスキャナによるデジタル化では、原版と実用版を作成。 (1)原版は18MBのTIF形式でCD(650MB)に保存、CD1枚につき34点を収録している。原版総数は約50枚になる。 (2)カタログ用のサムネイルを作成し、実用のアルバムを編集した。5MB前後のJPG形式でCD(650MB)に保存、CD1枚につき100点を収録している。サムネイルをクリックすれば、高解像度の画像が表示されるようにした。HTML形式で編集しているので、将来のインターネット上での公開にもすぐに対応することが可能である。各CDはWindows上でオートランするように設定し、5ページのアルバム形式にした。図版資料も適宜挿入して画像資料とリンクさせた。現時点で15枚を完成させている。 3.カローシュティー=データベースは"Kharosthi inscriptions"の1,3巻の入力を終了。日中共同ニヤ遺跡調査によって得られた木簡資料のデータも追加(現時点では91年度分のみ)、より実用に適うものとなっている。ファイルはマイクロソフトのAccessで作成しているので、クエリーやソートなどの様々な形で活用することができる。研究代表者のホームページからダウンロードできるようにする。 4.以上の作業と並行して、2002年8月4日〜11日及び12月21日〜26日に新疆文物考古研究所を訪問し、発掘当時の聞き取り調査を実施した。この調査で、ニヤ遺跡周辺の方形仏堂について多くの知見を得るとともに、西域南道の広い地域に亘る再調査の必要性を実感した。
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