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2002 年度 実績報告書

日常語化した専門語(新語)の語彙的構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 13610493
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

佐竹 秀雄  武庫川女子大学, 文学部, 教授 (90099911)

キーワード新聞投書欄 / 語彙調査 / 専門語 / 新語
研究概要

本研究は、新聞の投書欄の投稿に使われた語彙を対象として、一般の現代人が日常生活で必要としている語彙に、どのような専門語が新しく流入しており、そこにどのような語彙の特徴が見られるかを分析しようとするものである。そのために、本年度は、次のような3点の調査作業と研究を行った。
1 新聞の投書欄のデータ追加入力・修正作業
前年度に入力し残した新聞3紙(朝日・毎日・読売)朝刊の投書欄のデータ約2か月分を入力し、全体の入力が終わった段階で修正を行った。
2 データの単位切り及び情報付加作業
入力データに対して、単位切り(国立国語研究所の言語調査単位である短単位に分割する)作業を行い、それぞれの短単位の語に対して、同語異語判別をするのに必要な文法情報と意味情報を付加する作業を行った。この作業が、完全に終了せず、まだ部分的に残っている。この後は、語彙表を作成して、そこから日常語化した専門語(新語)を抽出する予定である。
3 日常語化した専門語(新語)に関する予備的研究
データの中から、専門語(新語)である可能性の高い外来語(カタカナ表記語)をピックアップして、その出現状況に関する分析を行った。その結果、新聞の投書欄における外来語は、比較的安定した伝統的な使われ方をしている一方で、社会的な変化に応じた新しい語彙も使われていることが確認できた。この内容については、武庫川女子大学言語文化研究所年報13号に報告した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐竹 秀雄: "新聞投書欄の片仮名表記-1999年の新聞3紙を資料として-"武庫川女子大学 言語文化研究所年報. 13号. 5-17 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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