1.平成13年8月20日(月)成田発英国航空(BA-006)にてLHRで乗り継ぎ(BA-318)、同日パリ(CDG)着から9月6日(BA-007)までの15日間の海外研究で以下の成果を上げた。(1)フランスにて:仏国立中世博物館外壁撮影。13世紀建立のサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会実見、仏国立図書館訪問、古書購入(Stendahal : La Chartreuse de Parme ; Stendhale et Grenoble)、TGVでパリからグルノーブルへ。タクシーでMonastere de la grande Chartreuse修道院へ、外壁撮影、Musee(La Correrie)再訪、書籍等資料収集、グルノーブル市立図書館、『舘蔵特別資料集』購入、スタンダール記念館、要塞を実見、市立美術館訪問、仏国立中世博物館内展示物実見、資料収集、ルーブル美術館再訪。(2)英国にて:ロンドン旧カルトージオ派英国総本山Charterhouse、聖バーソロミュー・ザ・グレイト教会、S. T.コールリッジ滞在記念家屋(High Gate No.3)、Ely大聖堂、Walshingham聖地、英国国立美術館、Simon Finch古書店、チャリング・クロス古書店街(資料収集)、ウェストミンスター寺院、セントポール大寺院、大英博物館、英国図書館、国立肖像美術館歴訪。 2.11月25日〜27日にかけ、東西僧院の修行生活の場の将来の比較研究の重要要素とするために、国内では京都の妙心寺、東寺、東福寺を訪れ、その塔頭および伽藍の配置を実見し、資料の収集に努め有意義であった。 尚、これまでに発表してきた古写本およぴ寺社跡地廃墟に関する少数の小論・随想を一巻にまとめて自費出版し、今後の研究の手掛かりのひとつとした。
|