研究概要 |
(1)平成14年に行ったアメリカ合衆国の諸都市におけるスペイン語の言語景観の観察・調査による資料を整理し,研究を総括した. (2)連合王国バーミンガム大学でのコーパス言語学セミナーに参加し,様々なコーパス研究の方法を比較・相対化した.バーミンガム大学でのコーパス言語学セミナー参加の成果に基づいて,高垣が司会を務めた「第一回言語情報学国際会議」(東京外国語大学)で,上田がGUI環境におけるコーパス分析の方法を発表し,ルイズがWEB辞書作成の方法を発表した. (3)文献調査と郵送法による継続的なアンケート調査を行った.文献は近年の先行研究と報告資料を集めた.アンケート調査は世界の60都市×語形の二次元配列および,都市のスペイン語の多変量解析を継続した.データベース化した現代都市スペイン語の語彙バリエーションの資料をインターネット上で公開した。 (4)次の項目からなる研究成果の最終報告書をまとめた.1 アメリカ合衆国のスペイン語.1.1 ロサンジェルスのスペイン語語彙調査.1.2 El Habla de los Estudiantes Hispanohablantes en Los Angeles : Mareriales para el Estudio. 1.4 写真資料.2 スペイン語の語彙バリエーションの研究.方法と技術.2.1 スペン語の規範とバリエーション.2.2 Lexico variable en los paises hispanohablantes segun el sexo. 2.3 共同研究の道具としてのインターネット.2.4 Cartografia automatica en Internet. 2.5 Patternized configuration of geolinguistic data : Application to Spanish lexical variation. 2.6 Methods of 'Hand-made' Corpus Linguistics : A Bilingual Database and the Programming of Analyzers. 3 語彙バリエーション・インデックス.3.1 意味コード・インデックス.3.2 英語インデックス.3.3語形インデックス.
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