1 長老派宣教師個人書簡によって、以下について明らかにした。 1)長老派の最初の讃美歌集の出版をめぐっては争いがあり、その背景はゴッドなどの用語の翻訳をめぐる論争であったこと 2)韓国の初期の讃美歌に大きな影響を与えたのは、当時のアメリカの大衆的な家庭的宗教歌であったこと、 3)韓国における讃美歌受容の特徴は、宣教師がスクロールと読んでいる讃美歌を大きな文字で書いた全紙を目の前に掛けて歌唱したこと 2 長老派婦人伝道会の雑誌Woman's Workの記事から、以下について明らかにした。 1)讃美歌普及の具体的様子を明らかにした。 2)医療伝道が有効に機能したこと、 3)医療伝道とミッション・スクールでの教育活動とが有機的に結びついていたこと 4)以上の伝道活動で讃美歌が有効であったこと 5)讃美歌は文字の読めない婦人たちが文字を覚えるテキストとして活用されたこと、 3 以上から讃美歌の影響から韓国で近代歌謡が形成される過程の最初の部分を明らかにした。
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