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2003 年度 実績報告書

区分所有法制の国際比較-現行区分所有法の立法的提言のために-

研究課題

研究課題/領域番号 13620044
研究機関千葉大学

研究代表者

鎌野 邦樹  千葉大学, 法経学部, 教授 (00204610)

研究分担者 舟橋 哲  杏林大学, 総合政策学部, 助教授 (20327133)
花房 博文  創価大学, 法学部, 教授 (80208561)
キーワード区分所有法 / 建物区分所有法 / マンション法 / マンション / 比較法 / マンション建替え / 建替え / マンション管理
研究概要

本年度は、以下の研究を実施した。
1 外国法の調査を踏まえた日本法への提言
本研究では、平成13年度、平成14年度において、区分所有関係の成立、専有部分・共用部分の範囲、マンションの管理組織(区分所有者の団体、管理者、集会、規約など)、および、区分所有建物の維持・再建(復旧、建替え、解消)等について、主として、ドイツ法、フランス法、アメリカ法、およびイギリス法の文献調査および海外調査を行い、わが国の法制の共通点および相違点を明らかにしてきた。本年度は、これらの調査研究を踏まえて、上記の各項目について、日本の区分所有法に対する解釈上、および立法上提案すべきことについて検討を行った。
2 これまでの研究成果の取り纏め
(1)学会報告
本研究の成果については、日本マンション学会2003年度大会(福岡女子大学、平成15年4月27日)の第4分科会において「わが国の区分所有法制の現下の課題と外国法制」とのテーマのもとで、研究代表者・鎌野が「趣旨説明」「ドイツの状況」「わが国のマンション法制の課題」、研究分担者・花房が「アメリカの状況」、研究分担者舟橋が「フランスの状況」について報告をした。その外、鎌野が日本土地法学会2003年度大会(早稲田大学、平成15年11月4日)において、メイン・シンポジュウムにおいて「建築の過剰・都市の再生-土地私法の立場から」のテーマで報告を行った。
(2)研究成果の公表
平成13年度から本年度の研究成果については、平成16年3月において、報告書を作成した。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 鎌野 邦樹: "店舗住宅複合型マンションについて"千葉大学法学論集. 17巻1号. 1-15 (2002)

  • [文献書誌] 鎌野 邦樹: "マンション法制の国際比較"日本不動産学会誌. 63号. 103-111 (2003)

  • [文献書誌] 鎌野邦樹, 花房博文, 舟橋哲: "現下のマンション法制の課題と外国法制"日本マンション学会誌マンション学. 15号. 102-118 (2003)

  • [文献書誌] 花房 博文: "コンドミニマムにおける建替えまたは終了の選択について"日本マンション学会誌マンション学. 17号. 81-86 (2003)

  • [文献書誌] 舟橋 哲: "ベルギーの区分所有法の諸相(1)"日本マンション学会誌マンション学. 17号. 87-93 (2003)

  • [文献書誌] 鎌野 邦樹: "改正区分所有法の解釈上の諸問題"千葉大学法学論集. 18巻2号. 19-64 (2003)

  • [文献書誌] 鎌野 邦樹ほか2名: "改正区分所有法・建替事業法の解説"民事法研究会. 423 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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