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2001 年度 実績報告書

日中戦争(1931―1945年)の国際共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 13620102
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

山田 辰雄  慶應義塾大学, 法学部, 教授 (50051488)

研究分担者 姫田 光義  中央大学, 経済学部, 教授 (10096159)
本庄 比左子  (財)東洋文庫, 研究員 (50106639)
平野 健一郎  早稲田大学, 政経学部, 教授 (40012463)
山本 有造  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10047475)
西村 成雄  大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030160)
キーワード日中戦争 / 地方政権 / 軍事史 / 重慶 / 延安 / 中国東北 / 上海
研究概要

1 本研究計画は、日米中3国の研究者が共同して、(1)地方政権、(2)軍事史、(3)外交・国際関係、(4)社会・文化・文学の4つの領域から日中戦争を総合的に研究することを目指す。米中両国の委員会と密接な連絡を取りながら研究が進められた。
2 本年度の研究の重点領域は(1)地方政権、(2)軍事史に置かれた。
3 各研究者はそれぞれの分担に従って約50人の若い研究者を動員して、重慶国民政府史研究会、延安研究会、東北研究会、上海史研究会、軍事史研究会を組織した。各研究会は1-2カ月に1回研究会を開き、その研究会活動の一部はニューズ・レター第2号に報告されている。
4 去る2001年12月1日、2002年1月26日、3月27日には全体会議を開き、各研究会の研究成果として井上久(延安)、塚瀬進(東北)、久保享(華北)、味岡徹(重慶)、高綱博文(上海)、金丸裕一(上海・南京)の諸氏が研究報告を行った。
5 本研究会は、2002年度の活動の一環として、5月17日東方学会(「日中戦争中の垂慶国民政府」)、6月27-29日ハーヴァード大学(「地方政権」)において2つの国際シンポジウムを計画している。全体会議における6人の報告者はハーヴァード大学の会議に参加して、報告を行うことになっている。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 平野建一郎: "黄遵憲朝鮮策略異本校合"国際政治. 129号. 11-28 (2002)

  • [文献書誌] 本庄比佐子: "華南における興亜院の調査"興亜院とその中国調査(岩波書店). (刊行予定). (2002)

  • [文献書誌] 西村成雄: "1940年代中国親米派のトリレンマ"歴史学研究会編20世紀のアメリカ体験(青木書店). 237-272 (2001)

  • [文献書誌] 山本有造: "古屋哲夫・山室信一編近代日本にとての東アジア(吉川弘文館)"日本植民地帝国と東アジア. (2001)

  • [文献書誌] 波多野澄雄: "日中戦争研究の現状と課題-外交と政治を中心に-"筑波法政. 32号. 120-138 (2002)

  • [文献書誌] 石井明: "日台断交時の田中親書をめぐって"社会科学紀要. 50輯. 89-109 (2001)

  • [文献書誌] 姫田光義(編著): "戦後中国国民政府史の研究 1945-1949年"中央大学出版部. 388 (2001)

  • [文献書誌] 山田辰雄: "中国近代政治史"放送大学教育振興会. 234 (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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