研究課題
(1)この研究は、(1)日中戦時中の地方政権、(2)戦争の軍事史的側面、(3)外交を含む国際関係、(4)社会・文化活動・文学の4つの領域からなる。本年度の重点研究領域は、(1)の日中戦時中の地方政権の研究にあった。(2)毎月1回の割合で研究報告会を行った。研究活動の一端は、添付したニューズ・レターに示されている。(3)上記の研究に基づき、2002年6月27日〜29日、"Wartime China : Regional Regimes and Conditions,1937-45"と題し米国ハーヴァード大学において日米中台の研究者が参加した国際会議を行った。会議のプログラム添付。(4)会議終了後直ちに『中国の抗戦体制と日本の統治』と題する論文集の編集にとりかかった。現在、論文の修正、翻訳が進行中である。目次添付。(5)(2)の課題との関連で日中戦争の軍事史研究グループ(責任者:波多野澄雄)が2004年1月のハワイにおける国際会議開催を目指し、米中両国の研究者と連絡をとりながら、研究報告会を行っている。(6)(4)の社会・文化活動。文学のグループ(責任者:平野健一郎)が研究の準備を開始した。
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