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2001 年度 実績報告書

外国為替ディーラーの雇用形態が為替レートのボラティリティに与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 13630111
研究機関長崎大学

研究代表者

福澤 勝彦  長崎大学, 経済学部, 助教授 (00208935)

研究分担者 須斉 正幸  長崎大学, 経済学部, 教授 (40206454)
キーワード金融機関 / 情報化 / 雇用システム / 為替ディーラー / 為替
研究概要

本年の研究実績:
本年度は4年間の研究の初年度であり,基本的な雇用システムの文献調査および為替ディーラーの雇用形態に関する聞き取り調査を中心におこなった。文献調査としては,これまでの雇用システムの理論分析についていくつかの視点から整理・検討を行った。すなわち,以下のような代表的な雇用モデルとして類型化し,その特徴を明らかにした。(1)従業員の評価基準を個々の成果に依存するタイプ,(2)競争型(トーナメントによる)による評価のタイプ(3)ティーム生産を前提とした集団的評価タイプ(4)長期雇用による成果および競争を評価の基準とするタイプなどに類型化」それぞれの特徴を検討した。その上で,それらを従業員の外部環境とした場合,従業員の選好のタイプを想定し、それによって各システムが従業員の意志決定の結果どのような特徴をもつのかを整理・検討した。
そのような従業員のタイプについてから得られる特徴を為替ディーラーとの関連でとらえるために,為替ディら-の雇用実態について調査を行った。主として邦銀為替ディーラーの雇用実態を聞き取り調査をおこなうことにより調査し、理論分析との関係を検討した。また,文献による為替ディラーの雇用実態などと合わせて,為替ディラーの雇用形態を理論分析の類型化との整合性を検討した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 須斉 正幸: "情報化投資の影響:金融機関・クレジット会社の新たな利益管理システム導入をめぐって"クレジット研究. NO.26. 95-109 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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