研究概要 |
本年度は昨年度訪問出来なかった(1)化学工業の資本金50億円未満と食品について無作為標本調査をする事と(2)研究対象としているすべての企業に対して郵送調査をすることであり、計画どおり実施した。 (1) 面接調査:化学工業について、資本金1億円以上10億円未満7社(面接調査受入3、受入拒否2、不適当2)、資本金10億円以上50億円未満7社(受入3、拒否2、不適当1、転居先不明1)、資本金50億円以上の追加分2(受入2)。食品について、資本金1億円以上10億円未満6社(受入1・拒否1・不適当3(うち2社は受託生産)、消滅カ転居先不明1)、資本金10億円以.上50億円未満2(受入1、拒否1)、資本金50億円以上1(不適当1) (2)郵送調査:a 販売会社を有するメーカ、b 販売会社を有するメーカを得意先か親メーカとするメーカ、c 販売会社を有するメーカを仕入先とするメーカの計2,134社(当初の発送数から転居先不明で郵便局から返送されてきた191社を除く)に対して2002年12月から郵送調査に入り、督促1回の返信がほぼ帰ってきた2003年3月末で、a 0.21(=135/645)、b 0.23(=308/1330)、c 0.16(25/159)と低い回収率である。瀬戸がこの30年行ってきた郵送調査の中で回収率が際だって低い。この原因を突き止めることに力を尽くす。
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