• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 研究成果報告書概要

中小企業における財務管理の国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 13630163
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 会計学
研究機関滋賀大学

研究代表者

後藤 實男  滋賀大学, 経済学部, 教授 (20116297)

研究分担者 可児島 達夫  滋賀大学, 経済学部, 助教授 (30283550)
宮西 賢次  滋賀大学, 経済学部, 助教授 (90239426)
頼 誠  滋賀大学, 経済学部, 教授 (70191674)
山田 康裕  滋賀大学, 経済学部, 講師 (20335160)
研究期間 (年度) 2001 – 2002
キーワード中小企業 / 財務管理 / 日英比較研究
研究概要

[平成13年度]
(1)欧米および我が国の文献を手分けしてサーベイした後、英国を訪問し、英国において進展している質問票調査研究について説明を受け、研究デザインを具体的に描く。
(2)それを踏まえ、我が国中小企業に対する質問票を作成し、パイロット調査による修正の後、協力が得られる中小企業を、共同研究者および大学院生(研究補助者)が訪問し、質問票についての正確な回答と関連する説明を得た。
(3)調査した中小企業は38社、質問項目は総数で342項目にわたった。
(4)これら多量のデータの予備的・総括的分析に着手し、我が国中小企業の財務管理実務についての基本的理解を得た。
[平成14年度]
(1)平成13年度に引き続き、文献サーベイを行いつつ、質問票の回答の分析を進め、また英国を訪問して回答と分析結果を説明し、今後の研究の進め方について議論氏、合意した。英国における研究の進展についても説明を受けた。
(2)これを受け、英国における分析と我が国における分析の比較に着手した。
(3)英国における研究に対しては、研究代表者後藤實男が渡英の機会を利用して分析に参加し、ほぼ英国中小企業の実態を解明するに至り、2編の論文の完成を待って、米国の学術雑誌、Journal of Management Accounting researchとJournal of SMEに投稿した。共にレフェリーのコメントを得て目下改訂作業を終え、再投稿を行った。
(4)我が国の研究は、英国における研究の進展を受け、並行して論文を完成させ、投稿の準備を終えつつある。この論文は、欧米の適切な学術雑誌に近い将来投稿する予定である。
(5)2年の期間内には完成させることができなかったが、これら両国の分析結果を踏まえた本格的比較研究を発展させ、できるだけ速やかに論文として纏め上げ、欧米の学術雑誌に投稿する予定である。

URL: 

公開日: 2005-04-19   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi