1710年から1892年までの三井家大元方の経営を分析するととに、会計政策の変化も追跡することを3年間で行なう計画を立て、初年度の昨年度=2001年度には、1774年の企業分割に至るまでの経営分析を行なった。 本年度は、1775年から1892年までの経営分析を進めるとともに、前年度の研究成果を整理してまとめ、経営史学会大会(2002年9月。西川-飯野の共同報告)および日本会計研究学会北海道部会(2002年9月。飯野の単独報告)で学会報告を行なった。また、第3年度に予定していた会計政策の検討の一部を前倒しで行なった。ただし、経営分析の方は1892年まではきちんと行なうことが出来なかった。
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