研究概要 |
本研究は3年間で予定しているので,本年度は研究準備に力点を置いた. 実験用パターン作成の基礎的研究のための実験装置の開発と準備をおこなった. (1)交照法に使用する特殊遮光板を開発した. 異なる色光の明るさを合わせるために,交互に光を目に導入するための装置で,ガラス板を基板に半面を反射面に形成してモーターで回転できるようにした. (2)実験用パターンを紙に印刷するためのプリンターを準備した. 高齢者の色の見え方を測定する時に紙に試験用パターンを印刷しておいて,それを見て測定することで身体的負担を軽減して測定を行うようにする. (3)液晶プロジェクターを準備した. 測定パターンの空間周波数の低い領域を拡大するために液晶プロジェクターを使用する. (4)研究に関し国内外の実情を調査. 外国人研究者を招聰して技術打合せを行うとともに,'国内に出張し技術の交換を行った.
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