• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

充てん層相関散乱ふく射物性モデルの確立

研究課題

研究課題/領域番号 13650233
研究機関大分大学

研究代表者

上宇都 幸一  大分大学, 工学部, 教授 (20038029)

研究分担者 斎藤 晋一  大分大学, 工学部, 助手 (70253771)
キーワード充てん層 / ふく射物性 / 垂直全指向ふく射率 / 相関散乱 / アルベド / 非対称性パラメータ / 減衰係数 / 逆散乱問題ソルバー
研究概要

粒子として、炭素鋼球(平均粒径1.65mm),アルミナ球(平均粒径3.19mm)およびシリカ球(平均粒径1.98mm)を,直径100mmのステンレス製加熱器に,5〜25mmの高さで,5mm間隔で高さを変えて充てんし,充てん層の温度を150℃〜650℃の範囲で,50℃刻みに変えながら,垂直全指向射出率を測定し,そのデータより輸送方程式に表われるパラメータであるアルベドωと非対称性パラメータg^^〜を,逆散乱問題ソルバー(垂直指向射出率分布適合法)を用いて決定した。
このようにして得られたふく射物性の特性について議論するとともに一般相関散乱モデルの予測結果と比較した。
さらに,提案した一般相関散乱モデルの有効性を,他の研究者のデータに対しても検証するために,これまで文献に報告されている直接モンテカルロシミュレーションの結果とも比較した。
その結果,以下のような結論を得た。
1.垂直全指向射出率の充填層厚さに対するデータを逆解析して求めたアルベドは,鋼球とアルミナ球の場合,温度とともに増加していくが,シリカ球の場合,温度によらずほぼ一定である。一方,非対称性パラメータは,温度に対して変化せず,ほとんど一定であり,アルミナに対しては,-0.43,鋼球に対しては-0.21,シリカに対しては,0.034であった。これらの結果は、般相関散乱モデルの予測とほぼ一致している。
2.Kudou及びSingh-Kavianyの拡散不透明球および,鏡面・透明・半透明球状粒子群に対する直接モンテカルロシミュレーションのスラブ透過率の計算結果は,本研究で提案した一般相関散乱モデルから導かれるふく射物性を用いた輸送計算によって良好に再現できる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Kamiuto, San San Yee: "Elementary transport processes in packed beds of spheres"Trends in Heat, Mass and Momentum Transfer. 7. 19-42 (2001)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi