• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2001 年度 実績報告書

マルチ・マイクロコラムを用いた電子ビーム描画装置の電子光学

研究課題

研究課題/領域番号 13650377
研究機関大阪大学

研究代表者

鷹岡 昭夫  大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 助教授 (80029272)

キーワード電子ビーム / リソグラフィー / 電磁界解析 / 軌道解析 / マルチビーム / シミュレーション
研究概要

50nm線幅を持つ次世代リソグラフィーシステムとして、マルチ・マイクロコラムからなる電子ビーム描画装置の基本設計とそれに対して電子光学面からの考察を行った。
(a)単独のマイクロコラムに関する電子光学解析であり、電子源・レンズ・偏向コラム等の配置例とその時の描画特性(線幅、描画面積など)の関係。
(b)マイクロコラムを複数個並べたときのコラム間の干渉・誘導およびビーム間クーロン相互作用が描画特性に与える影響についてのシミュレーションである。コラムの構造設計と関連するが、干渉・誘導の排除はマルチコラム描画装置の成否のキーポイントであることが示された。
(c)マルチコラムを一括して扱うマルチ要素レンズおよびマルチ要素偏向器の構造設計とその電子光学特性のシミュレーションである。
(a)と(b)については、理論的検討およびモデルコラムのシミュレーションを行った。(c)については、これを解析するための3次元磁界解析ソフトウエアの構築とシミュレーションについての下準備中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 鷹岡昭夫: "荷電粒子ビーム応用の現状と未来"精密工学会誌. 67・9. 1387 (2001)

URL: 

公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi