研究課題/領域番号 |
13650434
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
朱 青 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 講師 (40333132)
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研究分担者 |
小舘 亮之 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 助教授 (00318859)
浦野 義頼 早稲田大学, 国際情報通信研究センター, 教授 (80287995)
富永 英義 早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063688)
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キーワード | 遠隔教育システム / 画像圧縮符号化 / コンテンツ検索技術 / Webマルチメディア教材システム / マルチメディアデータベース / コンテンツ生成技術 |
研究概要 |
本年度では、前年度において確立した方法に基づいて日中間遠隔講義システムを早大・北京工業大学間にインターネット経由で実現する方法について検討した。特に、システム評価と実用惟の検証目的で前年にWeb上に構築したマルチメディア講義アーカイブシステムを利用し、教材・素材の取得・検索の高機能化、伝送の高効率化を目指した検討を行った。以下、各項目別に具体的に成果を記す。 1.回転と移動不変性を有するコンテンツベースイメージ画像検索方法 回転と移動に対して不変な特徴量として"disorder matrix"を定義した。実際のマッチング処理においては、最初にグローバルなカラーヒストグラムを参照することによって対象となる候補の絞り込みを行う。その結果から,"disorder matrix"を参照し、候補の絞込みの高精度化を行う。実験結果より、精度の向上と共に回転と移動に対するロバスト性を確認した。 2.DCT変換に基づくプログレッシブ画像符号化法 DCTとSPECKアルゴリズムを適用することによって、簡易かつ高速な画像の符号化法を実現した。該当手法はとりわけ必要な計算量が少ないことに特徴を有しており、端末性能が不十分な環境での教材閲覧に非常に有効である。 3.LMLに基づくeXtensible Lecture On Demandシステムの構築 LMLはSMIL等と同様にマルチメディア同期を実現するものであり、XMLに基づいて講義用の教材に適応したものである。本研究においては、具体的にLMLに基づくコンテンツ再生環境を実装し、ユーザにアンケート調査を含めた評価を実施したところ、システムの有用性を確認した。 4.素材コンテンツの効率的取得法についての検討 ビデオモザイク技術によるROI高精細静止画の作成システム、映像撮影時のカメラパラメータに基づく映像簡易編集システムを実装の上、評価を行った結果その有用惟を確認した。
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